型破りのX JAPANが型にハマるとより格好いい~NHK SONGS~

2016年12月17日放送のNHK「SONGS」にて、X JAPANにとって実に19年ぶりのスタジオライブが披露されました。

最近はライブや音楽番組の生放送でその雄姿を見ることが多いX JAPANですが、スタジオライブは1997年1月の「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」以来となりますので、その事実だけでも驚愕です。

しかしそれ以上に今回の「SONGS」では、後世に語り継ぎたい多くの印象的な場面がありました。いくつか挙げてみましょう。

①初めて復活後のX JAPANメンバー全員で演奏されたTears
Tearsが最後に演奏されたのは2010年の「X JAPAN WORLD TOUR Live in YOKOHAMA」でした。以後、ライブのセットリストから姿を消し、ライブ終了後のSEとして使われることが多くなりました。元々、紅白歌合戦のテーマ曲として作曲し、hideがX JAPAN名義でのリリースを進言したという経緯もあることから、今回NHKで6年ぶりに演奏されました。

それだけでも感激ですが、さらに意外なのは復活後のメンバー全員でTearsを演奏するのがこれが初めてのことだったのです。2010年の演奏時にはSUGIZOが不在で、ギターソロはhideの音源を使用していましたが、今回初めてSUGIZOがTearsを演奏したことになります。

アウトロのアレンジも一新されており、YOSHIKIのピアノが際立ち、曲全体が更にドラマティックに感じられる構成になっていましたね。

Tearsについてもっと知りたい方はこちら

②TOSHIの安定感が素晴らしい
ライブではファンと一体となって、観客にマイクを向けることも多いTOSHIですが、今回演奏された4曲、ほぼ自分で歌い切りました。スタジオライブという尺や演出に制限がある中、非常にハリのある安定感抜群の歌声を披露しました。ライブで自由奔放に振る舞うTOSHIも魅力的ですが、決められた枠の中できっちりと歌いこなすTOSHIの、圧倒的なボーカリストとしての天性の才能を改めて感じることができました。

③YOSHIKIのタンクトップ風衣装も初!
上半身裸でドラムを叩くイメージが世間に定着しているYOSHIKIですが、テレビ出演時にはロングコートのままドラムに向かうことは決して珍しいことではありません。しかし今回のSONGSでは、初のタンクトップ風の衣装を身に纏っていました。1995年頃から定番化しているロングコート衣装ですが、今回意外なところで、YOSHIKIの新しいステージファッションを見ることができました。

④何よりも圧巻は新曲「La Venus」
X JAPANドキュメンタリー映画のために作られた新曲「La Venus」。その一部はVISIAL JAPAN SUMMITでも演奏されましたが、フルバージョンで披露されたのは今回が初めてのことです。YOSHIKIは以前、本楽曲について「これからのX JAPANを象徴する楽曲」と語っていましたが、その言葉以上に圧巻の楽曲でした。楽曲の中身については、言葉ではとても表現できませんので、まだ聞いていない方は、今後のライブ等で自身の身体で体感してください。それほどまでに衝撃的な楽曲です。

X JAPANの歴史の中で、ファンが「新曲を最初にCDで聴くという体験」はほとんどあり得ません。なぜならCDが出る(出ないときもある)前に、ライブやテレビ、ラジオで先に披露されることがほとんどだったからです。当時はインターネットもなかったため、ライブに行けないファンがX JAPANの新曲をいち早く聴くには、テレビやラジオしかありませんでしたね。

復活後の新曲の初演はすべてライブだったため、今回のようにテレビで、それもスタジオライブで新曲が披露された瞬間に、90年代当時、テレビの前で味わったX JAPANの衝撃を思い出しました。

番組自体の構成も素晴らしかったですが、何よりX JAPANのスタジオライブの完成度に改めて驚かされる一方で、型破りのX JAPANが、テレビのような予め決められた枠にハマるとより格好いいということが実感できた、素晴らしい番組でした。

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