X JAPANの集大成は東京オリンピック2020か?

(c)Tokyo 2020

2020年の東京オリンピックまであと3年と迫る中、俄かに周辺が慌ただしくなってきた。何よりもX JAPANファンの関心は、開催国を代表するアーティストが出演することが恒例となっている「五輪の開会式/閉会式セレモニー」に、X JAPANが出演するかどうかであろう。

この話題を結論からいうと、YOSHIKIは機会があれば、東京オリンピックに何かしら協力したいと考えていることは間違いない。そして可能であれば、過去のオリンピック-近年でいうとロンドン五輪の元クイーンメンバー、ジョージ・マイケル、アニー・レノックス、ミューズ、リアム・ギャラガー、スパイス・ガールズ-のように、X JAPANとして五輪のステージに立てれば、これほど名誉なことはないと考えているのではないか。

YOSHIKIと政治の繋がりは意外にも深い。代表的なところでは、1999年「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」にて、今上天皇の即位10周年を記念する奉祝「Anniversary」を作曲/演奏したのは余りにも有名だが、他にも自民党の小泉元総理との長年に渡る親交、それを契機とした自民党有力筋とのパイプを持っており、2016年には「クールジャパン戦略推進特命委員会」に出席するなど、政治の世界でも存在感を示している。

事実、2016年12月には「YOSHIKIに五輪テーマ曲を!」と自民党からの待望論が上がったように、YOSHIKIの協力を得たいと考える有力筋は多い。当のYOSHIKI本人も2013年に

「まだ先のことですが、力になれれば光栄です。オファーが来るぐらいのアーティストに、この何年かでなっているように頑張らないと」
「また8年後とかにアルバムをリリースすることになったら、次はオリンピックの曲が入っていたらいいですね」 ORICONSTYLEより

と前向き?な発言をしている。しかし2013年以降、YOSHIKIが公の場で五輪テーマソングに関して発言したことはほぼない。発言がないからこそ、「内々では既にオファーが来ているのでは?」と勘ぐってしまう。

そんな状況の中、2017年10月に東京オリンピック組織委員会が主催する「東京2020参画プロジェクト‐ONE TEAM PROJECT‐」で山中伸弥教授との対談動画が公開された。しかしここでもYOSHIKIは、五輪のテーマソングについて具体的な発言をしなかった。

オリンピックまで残り3年を切っており、少なくとも五輪テーマソング作曲者の選定は間違いなく進んでいるはずだ。YOSHIKIが何も知らないのであれば「もし機会があれば」ぐらいの発言はあって当然だろう。候補に挙がっているからこそ「不用意な発言は控えている」と考えることもできる。

2005年の愛・地球博の公式テーマソング「I’ll Be Your Love」のようにYOSHIKI単独でのオファーになる可能性もある。しかし筆者はYOSHIKI単独でオファーが来ても、出演はX JAPANになることは間違いないと考える。なぜなら2020年はX JAPANにとっても、バンドとして集大成になる可能性が高いからだ。

バンドとは生き物であり、当然メンバーの加齢に応じてバンドの在り方も変えていかざるを得ない。2020年のYOSHIKIは何歳だろうか?デビューから30年を超え、YOSHIKIの首の状態も去ることながら、今のバンドスタイルを維持していくには、どこかで限界が来るだろう。

予定では2018年にNewアルバムが発売され、2018年~2019年にかけて怒涛の世界ツアーを敢行。世界各国の音楽賞でNewアルバムがノミネートされ、賞レースに参戦。本当の意味でX JAPANの存在が世界で認知され、満を持して2020年のオリンピックを迎える。そんな青写真を描くことは想像に難くない。ではそのあとは・・?

「終わりではなく集大成」

X JAPANがバンドを継続していくための一つの区切りが2020年であり、東京五輪はその舞台として最もふさわしいはずだ。

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