※本記事はYOSHIKIさんの公式Twitter/LINEで、コメント付きで紹介していただきました!
X JAPANの波乱の半生を描いたドキュメンタリー映画『We Are X』の快進撃が止まらない。現時点(2016/10/21)で日本での公開時期は未定だが、海外では2016年1月のアメリカ・サンダンス映画祭での最優秀編集賞を皮切りに、3月にはテキサスのサウスバイサウスウエストでも最優秀オープニングタイトルデザイン賞を受賞。以後、世界中からオファーが殺到し、YOSHIKIは映画『We Are X』のプロモーションの為に世界各地を駆け回っている。
そんな精力的にプロモーションを続けるYOSHIKIだが、2016年10月21日付の公式LINEで
と珍しく弱気な発言をした。最近では「YOSHIKIチャンネル」でも同様の発言があり、精神的にも肉体的にも限界が近づいているように見受けられる。
それもそのはず、YOSHIKIは『We Are X』の試写会関連イベントでわかっているだけでも、サンダンス~テキサス~香港~シアトル~上海~モスクワ~メキシコ~ロサンゼルス~サンフランシスコ~ニューヨーク~ロンドン~ハリウッドなど世界を縦断。その合間に日本では「YOSHIKI ディナーショー」「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」「YOSHIKIMONO ファッションショー」など様々なイベントが開催され、
「朝起きたら毎日違う国にいる(YOSHIKI談)」
と語るほど殺人的なスケジュールとなっている。
ファンからすると「そんなに大変なら試写会のオファーを受けなければいい。」と思うだろう。確かにYOSHIKIがわざわざ行かなくても試写会は出来るし、本映画の監督を務めたステファン・キジャック氏が代わりにインタビューに答えることだって可能だ。
しかしYOSHIKIはオファーがあれば世界のどこでも、必ず足を運び、チャンスがあれば会場でのピアノ演奏はもちろん、モスクワではドラム演奏まで引き受けている。なぜここまでして、YOSHIKIは世界各地で『We Are X』のプロモーションをしているのだろうか?
「世界中の人にX JAPANの物語を知ってほしい。」その使命感はもちろんあるだろう。
「興行的に成功したい。」そう思うのも当然だ。
「賞レースに参戦するため。」もし賞が獲れればこれほど名誉なことはない。
しかしYOSHIKIが限界を超えてまで、『We Are X』のプロモーションを敢行するのは、もっと特別な理由があるはずだ。その理由は『We Are X』の当初の公開スケジュールから読み解ける。
元々『We Are X』は、2016年3月に英:ロンドンでの「ウェンブリー・アリーナ公演」で初めて上映されるはずだった。「ウェンブリー・アリーナ公演」で大成功を収めたX JAPANは映画『We Are X』と新アルバムを引っ提げ、2016年は世界ツアーを回る。これが当初に考えられていたX JAPANのシナリオだ。
※時系列的には2016年1月にアメリカ・サンダンス映画祭が初演だが、この時点で「ウェンブリー・アリーナ公演」の延期は確定しており、急遽オファーのあったサンダンス映画祭への参加を決めたと推察される。
しかしPATAの急病により、やむなく公演は1年後に延期され、その後に予定されていた世界ツアー構想はなくなった。ここまで言えばわかるだろう。
つまりYOSHIKIにとって
『We Are X』の世界プロモーションは、『X JAPANの世界ツアー』そのものなのだ。
不運にも果たされなかった2016年の世界ツアーを、X JAPANのリーダーYOSHIKIが責任をもって完遂する。そんな並々ならぬ決意が、今のYOSHIKIを突き動かしている。そう考えることはできないだろうか。
なるべく多くの会場でピアノ演奏を行いファンの期待に応える。行った先でのメディア対応は1件でも多く引き受ける。その姿勢は2010-11年に行われたX JAPAN世界ツアーと全く同じ状況だ。
当時と違うのはそこにX JAPANのメンバーがいないこと。メンバーがいたから乗り越えられた世界ツアーも、今はYOSHIKI一人しかいない。YOSHIKIの「孤独なX JAPAN世界ツアー」ともいうべき今の状況は、YOSHIKI本人にとって計り知れないプレッシャーとなり、それが弱気な発言に繋がっていると考えられる。(事実、過密スケジュールだった2010-11年の世界ツアー開催中には弱気な発言は一切なかった)
だからこそ我々、日本のファンは祈ろう。『We Are X』の世界プロモーションが無事完遂できることを。孤独な世界ツアーを回るYOSHIKIに少しでもその思いが伝わるように。そして、その先に必ず訪れるであろう「X JAPANメンバー全員」での世界ツアーの成功を。
コメント
メンバーいなくて孤独?
X JAPANの物語といいつつ実質YOSHIKI物語だから自分しかプロモーション出来ないんでしょ
世界中駆け回っているのは、HIDEとTAIJIの物語も、一人でも多くの人に知って欲しいっていう、YOSHIKIの気持ちも私たちは知っている。
よっちゃん、とことんやりたいんだね。その思いの丈に涙が出る。クラシカルツアー(4Days!)も含め、すべて何とか無事に終えてほしいと、ただただ祈るばかり。
ファンのために
駆け回っているなら
ファンを心配させる言動をするとか弱すぎると思う。
今日友達に無理やり見に連れて来られたけど
全身痛いし辛いことがあったけど
頑張る僕えらいでしょ?
みたいな映画で
自分を見て!かまって!が強い人なんだなと思いました。
本当にすごい人は
手が痛いとか言ったり、治療する映像は見せないでしょう。
ぴろさんはもっと苦労してください。